
京都市内から車で約一時間、紅葉の名勝「高雄」をぬけ、左右に北山杉の杉木立を見ながら走らせると、そこは京北町、周山。
周山はその字のとおり、周囲を山々に囲まれ、盆地特有の湿度を感じさせます。
その湿度が絹糸を非常に扱いやすくさせてくれるのです。
より湿度を生かすために、土を掘り、土間を作り、その上に機をたて絹織物を作っております。
日本国内での手織りの帯は年々減少傾向にありますが、弊社では現在16名の手機の職人により創業当初からの伝統技術を守っております。
| 伝統工芸士 横田 吉彦 昭和9年11月4日生まれ |
|
| 機織の音を子守唄の様に聞きながら、子供の頃より機場で遊んでいた同氏も15才の頃からは、至極当然の様に機に上り織りだしました。 昭和39年に先代(故勝山実夫)と出会い、昭和44年当社の周山工房の長として同地に移り住み、織り手さん達の指導の傍ら機に上り、特に新しい地風のものを試織・考案しています。 | |
| 平成5年 | 通省産業大臣認定資格 伝統工芸士 西陣織 織司 |
| 平成8年 | 京都府認定 府伝統産業優秀技術者 京都府匠会会員 京都府、匠会主催「京の名工展」出品 |

長野県・飯島町。この地域の風土、歴史的背景は、日本でいちばん養蚕、製糸に適していると考えられます。
今では世界的に見ても、化学薬品を使わず、人間と自然の調和を大切にした手によるものづくりは異常な速さでなくなろうとしています。
一度なくしてしまったものをもう一度作っていくというこうは、非常に困難です。
そうなる前にぜひともこの地に養蚕から糸作り、染めまでを総合的に行う場所をつくりあげたいという思いから、5年前にこの地に工房を構えました。
それから毎年、5、6種類の蚕品種を育成し、年間約17万頭の蚕を飼育しています。
蚕品種は固定せず、毎年違った品種を選び、様々な風合いの絹織物をつくっております。
さらに今年からは10反分の桑畑を確保し、新たに桑を植え、より良いものづくりを目指します。
志村 明| 略歴 | |
| 1952年 | 東京生まれ |
| 1975年 | 沖縄県竹富島にて染織を始める 養蚕・糸織り・織りまで一貫して行う |
| 1979年 | 石垣島へ転居 |
| 1982年 | 石垣島亜熱帯養蚕研究所 設立 |
| 1993年 | 愛媛県野村町シルク博物館付属 織物館 染織講座講師 |
| 2002年 | 沖縄県立芸術大学 非常勤講師 |
| 2003年 | 長野県飯島町へ転居 勝山織物株式会社 絹織製作研究所 代表 |
| ●文化財保存修復学会会員 同学会にて(財)元輿寺文化財研究所、(独)奈良文化財研究所の共同研究者とともに、「古代から中世の組紐の糸に関する調査」 「文化財の修復材料としての絹糸の調査・1〜6」を発表する。 |
|